dolaz’s diary

変わり続ける。変わらずにいるために。

創造する脳

茂木健一郎氏の著書「創造する脳」を読んでみた。

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○要約

・コンピュータが発達する程、人間はコンピュータに出来ない事をするのが重要。
すなわち創造性を発揮するのが重要。

・創造性は一部の天才の特権ではなく、誰しもが持っている。

・新創造したものの評価は結果論であり、最初から結果を気にしすぎると肝心の「生命の躍動」を圧殺することになる。

・確実な報酬源に頼っていては先細りとなる一方で、不確実な報酬源ばかり追い求めていても死に絶えてしまうので、両者のバランスが重要。

・苦しいと感じる脳の使い方をしている時は、確実に脳が鍛えられている。

・脳の創造性は、空白の領域(オフラインの時間)がなければ生まれない。

・うだうだ悩むというのは、潜在的な適応能力の大きさの証左。いかに顕在性に着地させるかが難しい。

・1回性の経済学:忘れられない経験を再現しようとしてもうまくいかない。一度だけでも良いという潔さを持つと良い。

セレンディピティ:偶然幸運に出会う能力。ただし「偶然はそれを受け入れる準備ができた精神のみに訪れる」という言葉もあり、心掛けが大事。

 

○感想

全体的に少し難しかった。

何かを創造(アウトプット)する前向きな気持ちになれた。