烏に単は似合わない
阿部智里氏の著書「烏に単は似合わない」を読了。
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○要約
・烏にもなれる人間達が住む世界で繰り出される、東西南北4つに別れた地それぞれから集まった4人の姫君達による、若宮の后の座をめぐる政治的な戦い。
・4人の姫君やそれぞれ異なった性格や背景を持っており、后に選出される為に若宮との様々な行事に工夫を凝らす。
・巻末のシーンを読むと冒頭のシーンが重なる。
○感想
・知人に進められて購読したが、著者が同じ大学で同じ位の歳と知って驚いた。
・情景描写が美しく、構成力も素晴らしいの一言だった。
・女性らしさを感じる文章だった。(男性には書くのが難しいと感じた。)